私の車のリアガラスは買った当初から溶接のスパッタが飛んだ跡があって酷い有様でした。
まあ、中古車なので仕方がないが・・・・
それにしても、なんで、そんな所に???

中古の内装部品を探していたら偶然激安のリアガラスを発見したので購入しました・・・(本当は新品買う予定でしたが、リアガラスがメーカー欠品の為、受注生産になるとディーラーで言われました。3カ月待ちで、おまけに6万以上とのことです。それ+交換工賃・・・・・・そのような理由から中古品のリアガラスになりました。5000円という激安ガラス・・・・ただ、状態は画像で判断してくれの一点張り、ついでにノークレーム、ノーリターンの怪しいガラス・・・)

上記の様な状態の物でしたが、ガラス自体にキズなどはなく、当たりの中古品だと思っていたのですが・・・・落とし穴が待ってました。

俗に言う「リアウインドウ・デフォッガー」とか「熱線」とか言われてるものが4本断線してるじゃありませんか・・・・

画像がその状態。取り外すときに切れたのか、輸送途中で切れたのかはまでは不明ですが、取り外すときに切れたような気がします。切れた箇所が端に集中してたので・・・・部品取り車からガラスを外すときワイヤーで切ったと思うんですけど、それが擦れたんだろうなぁ〜

切れた箇所、真ん中2本と下側が2本です。

これは困った。北海道の道北では雪が降れば当たり前のように使ってる熱線が・・・後ろの視界確保に支障がでるじゃないですかー

新品のガラスは手に入らないし(高いし再度工賃払ってられない)これは自分で補修するしかない。
昔、カー用品店でホルツかソフト99で熱線修理キットなど見かけた記憶がありましたが、今は廃版になって、どこにも売ってませんでした。

アマゾン、楽天、ヤフオクなどで検索すると熱線補修キットなるものや、導通塗料なるものが数種類見つかりました。

ヤフオクなんかが一番安く手に入ります。

その中で、パーマテック社のリペアキットを買いました。

使いかたは、ユーチューブなんかでもメーカーが紹介しております。

熱線の補修だけなら、補修液の入ってる銅色の小瓶をよーく振って、付属のハケで切れた部分を塗れば24時間後には復活してるという超お手軽品です。


これが液体。

キットには、リアの熱線のほか、『熱線接続用の金具』が取れたば時の補修キットも入っていました。もちろん、今回はそれは使いません。

熱線補修方法は、マスキングして、3回重ね塗りしてから24時間放置すれと書いてます。

作業風景です。

まず、ハッチバックやRVなどの熱線に簡単にアプローチできる車なら超簡単に補修できます。

しかし、クーペやセダンなどの熱線に触るのがやっと車種は、作業自体が地獄でした。

もう、二度とやりたくない修理。そいぐらい大変でした。

理由としては、下側の熱線に触るのが困難、やっと触れるぐらい。

更に4本切れていたのですが、4本中2本が目視でどこが切れているのか全く分からない状態でした・・・・・

手で触るのがやっとの場所、無理な姿勢、おまけにどこが切れてるかわからないときたものです・・・・

嘆いていても仕方がないので、まずは、切れている箇所を探すことから始めてみました。

方法はテスターを使って切れていそう場所の抵抗値(Ω)を測定します。

例えば5cmぐらいで測ったとします。正常であれば抵抗はほぼ0に近い数値になります。
切れていれば、ぐるーと配線が廻る事になりますので、抵抗が健全部に比べ高い値になります。

こう書くと簡単そうに見えますが、手で触るのがやっとの場所でそれをやるのは至難の業なのです。心が折れそうでした。

画像はテスター2個を使って調べてます。

安物のテスターと高級品テスター。
画像は安物テスター

一人作業なのでテスター覗くのも至難の業です・。

養生テープで固定して覗けるようにして作業してます。

なぜか、安物テスター(500円ぐらいの品)が大活躍。

高級テスターは抵抗値が非常に正確だと思われますが・・・・・・
計ろうとするとき、3秒ほど保持しなければいけません。

安物は、ほぼ一瞬で抵抗値が表示されます。

無理な姿勢で3秒保持するのが超つらいのです。なので、安物テスターでどんどん確認することにしました。

すったもんだがありましたが、目視でも確認できない箇所の切れを発見することができました。

ほんと、目でみてもわからないのです。

顔をぎりぎりまで突っ込めれば確認もできたのでしょうが、狭いセダンですのでできません。

まあ、目視で判らなくても切れた箇所判ったので第一段階としてはよしとしましょう。
発見した場所は、マスキンテープなどで印つけておきましょう。
作業の邪魔なので、Cピラーを取り外します。

引っ張ってから、金属金具をマイナスドライバーで解放してやれば、あとは一か所止まってるだけなので引っ張れば外せます。
逆側も外します。
補修風景。

付属のマスキングは使わないで、塗装用マスキングテープで養生して塗ります。

しつこいようだが、ハッチバックとかならどれだけ楽なんだろうと思います・・・・

補修のコツとして、付属のマスキングやハケは使わない事です。

模型用の超細い筆を用意しましょう。タッチアップでも使えます。

私はタミヤ製の筆使ってます。

筆洗い用のシンナーも同時に買っておきましょう。模型店いけばいくらでも売ってます。

ホームセンターでは極細の筆とかほとんど置いてないようです。
真ん中が切れてる箇所。

目視では全く分からなかった。

ここでも、2度とやりたない理由が・・・・

狭いのでマスキングが指南の技。

補修後、車外から判ったので意味がない。はみ出すと汚くなるので・・・

超極細の筆で切れている箇所をピンポイントで攻めることができればそれに越したことがないです。

私は見た目重視ですので・・・・一切妥協しませんでした。

はみ出した箇所は乾いた後に曲線のカッターなどで、外から判らないように削りました。

もう、手が何度も吊りそうになるし最悪の作業です;;
何度も挫折しながら補修が終わった画像です。

最初からあったプリント線からはみ出さないないように綺麗に塗りこみました。

はみ出した箇所は乾いてから、曲線のカッター(ストレートでは削れない)で0.1o単位で削っていきます。

削っては外に出て確認・・・・綺麗になるまでそれを繰り返しました。

丸の付近が補修した箇所だと思いますが・・・・

外からは分からなくなってます。
この辺りだと思いますが、外からではわからなくなってます。
この部分は間違いなくここです(笑)

下から、2本目と3本目のつながる部分の境目だったので判りやすい。

でも、作業性は最悪、手で触れるのがやっと位置でした。
車内から見た画像。

車内からライトなどで照らせば、補修箇所が銅色なので判りますが、普通に見ただけは判りません。

銅色が気になる方は、油性マジックで黒く塗ればOK。

私は、また、いつか切れた場合補修箇所が判りやすくなるため、そのままの銅色です。
外したCピラーにも、Aピラー同様にガタ防止テープを貼っておきます。
前回の余りを使用しました。
補修前画像
補修後画像。
補修前画像。
補修後画像。

補修する車種によって、難易度が全く違います。

また、仕上げに拘らないのであれば、そこそこ簡単に補修できます。

切れている箇所が目視で判るなら比較的楽です。

ハッチバックタイプやRVなら、超簡単に補修できるでしょう。

クーペ、セダンは地獄。

更に綺麗に仕上げようとするなら、二度とやりたくない大変な作業です;;

追記:補修した箇所の抵抗値が変わりその部分が熱を持ちガラスが破損する事もあったという噂も聞いた事があります。それが原因で国産補修キットが無くなったとか、無くならなかったとか?なので、補修は自己責任でお願いします。私の場合は5000円の激安中古ガラスですので、これが割れたら新品に交換します。それまで人柱となり頑張ります^^;10日ほどしか経ってませんが今の所問題は起きてません。)